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英国ニュースダイジェスト

イギリス生活情報誌、英国ニュースダイジェストにて、音楽の祭典プロムスで演奏される名曲を生んだ作曲家のエピソードを連載コラム “名曲の裏に作曲家の人生: プロマーのひそひそ話” で紹介しています。

過去の連載をご覧になるには、タイトルをクリックして下さい。

連載 第7話

「巨匠の妻を愛した作曲家」ヨハネス・ブラームス

Johannes Brahms
(1833.5.7 ドイツ、ハンブルグ生まれ 1897.4.3 オーストリア、ウィーン没)

今週はドイツ音楽の巨匠、ブラームスに焦点を当ててみますね。それも、彼が経験した苦悩の恋についてです。

ブラームスが20歳の時に、同じく19世紀における音楽の巨匠であったシューマンと、その妻クララに出会いま す。やがてシューマンが病に倒れてしまい、彼の家族の世話をすることになったブラームスが、14歳も年上であるク ララを愛するようになるまでに、そう長い時間はかかりませんでした。

人妻であったクララ、そしてシューマンの死後は未亡人となったクララを愛したブラームスは、その状況から逃げ るためか、別の女性と婚約にまで至りますが、「自由な作曲活動の妨げになる」という理由で一方的に破談にしたり、 クララの娘に淡い思いを持ち続けたりします。苦悩は時に理性を奪い、人を不可思議な行動へと導きますね。

有能なピアニストで、また作曲家としての才能を持ち合わせたクララの存在は、彼の音楽活動にも影響を与えま す。彼の作品に対して様々な助言を与えていたとのこと。ブラームスがクララと出会って以降、彼女の目を通さずし て世に出た作品は、彼女の死後に書かれた2曲だけです。

さて、今週注目したいのが交響曲第3番*(65)。イタリア、ドイツ、オーストリアへと避暑に出掛け、美しい自然の中で彼は心を開放し、何時になく軽快な曲を書いています。また今年のプロムスで既に演奏されましたが、交響曲 第4番(38)は円熟期の作品と言われ、同時代の作曲家リヒャルト・シュトラウスは、「巨人のような、天才的構造を 持つ音楽」との賛辞を残しています。

ブラームスの音楽に耳をすませば、彼がクララに抱いていた複雑な思いの一端に触れることができるかも知れ ません。

英国ニュースダイジェスト  プロマーのひそひそ話 「連載第7話」コラム記事はPDFでもご覧いただけます。

カッコ内の数字は、プロムスで行われるコンサートに割り振られた 番号ですプロムスに関する詳細につきましては、以下のサイトをご参照ください。www.bbc.co.uk/proms/2008

連載 第6話

「近代音楽の父」ヨハン・セバスチャン・バッハ(大バッハ)

Johann Sebastian Bach
(1685.3.21 旧東ドイツ、アイゼナハ生まれ 1750.7.28 同ライプツィヒ没)

連載 第5話

「エスプリ・愛・哀惜に満ちたガンバ奏者」
マラン・マレー(マレ)

Marin Marais
(1656.5.31 フランス、パリ生まれ 1728.8.15 同、パリ没)

連載 第4話

「恋に生き、オペラに生き」ジャコモ・プッチーニ

Giacomo Antonio Domenico Michele Secondo Maria Puccini
(1858.12.22 イタリア、ルッカ生まれ 1924.11.29 ベルギー、ブリュッセル没)

連載 第3話

「奇抜な現代音楽家」カールハインツ・シュトックハウゼン

Karlheinz Stockhausen
(1928.8.22 ドイツ、ブルク・メドゥラトゥ生まれ 2007.12.5 同クルテン・ケテンベルク没)

連載 第2話

「うつ病の音楽家」セルゲイ・ラフマニノフ

СергейВасильевичРахманинов
(1873.4.1 ロシア帝国セミョノヴォ生まれ 1943.3.28 米国ビヴァリー・ヒルズ没)

連載 第1話

「リズムの創作者」オリヴィエ・メシアン

Olivier Eugene Prosper Charles Messiean
(1908.12.10 アヴィニョン生まれ 1992.4.27 パリ郊外クリシーで没)

各種評論

世界各地のプレスからの評論の一部です。

“not only harmony and power of voice but also the acting was pleasant and convinced.”

“a rich and alluring voic”
Operatalent.com's feature, 2004

“one of two notable scenes was the flower duet with imposing voices”
Suzuki (Madama Butterfly)
Alex Mikert, EZ-Redakteur Newspaper, 2005

“Distinguished Musician Award”
Awarded the “Bellini”
International Voice Competition-IBLA Grand Prize 2003

“the notable mezzo-soprano”
Weber's g minor Mass in Bromley
Robert Matthew-walker, Musical Opinions, 2001

“the world of opera will be seeing a very great deal more of her in the future”
Carmen in Chelmsford, 1999
Ray Jeffery (Director/Choreographer)

“a sound investment in the health of the musical world at an international level for the first quarter of 21st century”
Koanga at Summer Music Summer School, 1996
Robin Bowman (Head of Music Studies at GSMD)

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